【住宅密集地】外出から帰って玄関を開けるたびに、テンションがあがります。

Q1/家づくりのきっかけを教えてください

実家の向かいの土地が売りに出されることになり、買うことができました。それまでは近所のマンション住まい。この街にずっと住みたいなと思っていたけど、なかなか土地が売りに出ないし、「いつかは」と気長に構えていました。幼馴染のご主人がes ARCHITECTさんで家づくりのお仕事をされていて、会社の名前は知ってはいました。だけど、とても忙しくしてると聞いていたこともあり、まずは住宅展示場に行ってみることにしました。

Q2/es ARCHITECTにご相談くださったきっかけは？

ハウスメーカーさんで予算を聞かれ、答えた瞬間から軽くあしらわれたことが何度もあって。悲しい気持ちになりましたね。土地代が高かったから、建物にそこまで予算が割けないし、「やっぱり理想の家は無理なのかな」と思い始めていました。そんな頃、両親が「es ARCHITECTさんに相談してみたら」と言ってくれたんです。実家はハウスメーカーで建て替えたんですが、正直なところ、あまり満足度が高くなくて。単なる知名度だけでなく、親身になってくれる会社で建てることを薦めてくれました。

Q3/ご依頼いただけた決め手は？

es ARCHITECTさんの事務所を訪ね、ハウスメーカーで言われたことをそのまま伝えました。会社によって得意なこと苦手なことは違うし、その会社で建てるメリット、デメリットも千差万別。プロ目線で教えてくれて、とても納得できました。うちの場合、長屋を切り離しての新築だったから、解体費用や隣家の家屋調査、地盤工事などの懸念事項も多くて。そこまで丁寧に教えてもらって、やっと不安が消えていきました。この時点ではまだ契約しておらず「知り合いだからといって、うちで頼まなくても全然大丈夫ですよ」と、何度も念押ししてくれたけど、もうこの時点で私たちの気持ちは固まっていました。会社の雰囲気や他のスタッフさんのあたたかさにも惹かれましたしね。

Q4/打合せの様子を教えてください

「知り合いだからこそ、言いにくいことが出てはいけない」ということで、別の方を担当につけてもらうことになりました。そこから建築士の西沢さんとコーディネーターの永山さん、上砂さんとの家づくりがはじまったんですが、もう楽しくて楽しくて！どんな要望を言っても否定されない。ちゃんと取り上げて考えてもらえる。私たちが打合せをしている間、息子はスタッフさんたちに遊んでもらって上機嫌。特に事務スタッフの藤本さんとなかよしで、保育園に行ってる間に内緒で打合せに行ったことがバレて怒られたことも（笑）。「え～、今日、ミカさんのとこに行ったの？僕も行きたかったのにー」って。家が完成した今も「ミカさんたちのところに行こうよ～」と何度も言いますね。息子だけでなく、家族みんなで毎回すごく楽しかったです。

Q5/お住まいへの要望はどのようなものがありましたか？

市内の密集地では贅沢な要望だけど、まずは明るい家にしたいと思っていました。リビングの頭上が吹き抜けで、高い位置から光が入ってくるからとても明るいです。リビングの一角が小上がりの和室になっていて、寝転ぶと勾配天井のレッドシダー張りが目に入ってくる。木の温もりが気に入っています。モスグリーンが好きだから、テーマカラーとして外壁や造作キッチンに取り入れてもらいました。あとはインナーガレージをつくることも要望でした。

Q6/es ARCHITECTからの提案で印象的なのは？

玄関から廊下へと続くヘリンボーン張りの床は、どうしても叶えたい夢でした。予算が大幅に上がるから、まずは質感のいいクッションフロアを提案してもらって。それでもやっぱり木の床がいいとなって、いろんな色合いのサンプルをたくさん取り寄せ、じっくり悩ませてくれました。大幅アップになってしまった予算は、キッチン背面のカップボードで調整。当初はキッチンと同じメーカーにする予定だったけど、別のものを探して提案してくれたんです。「これなら違和感なく仕上がるし、金額もかなり抑えられます」と。こうした提案がどんなに心強かったか。次の打合せまでに動いてくれていて、行く度に新しい提案がある。おかげで今も、外出から帰って玄関を開けるたび「いいなぁ！」ってテンションがあがります。職人さんが丁寧に一枚一枚施工してくれた床はとても味わいがあるんです。

Q7/お住まいの特徴を教えてください

水回りは2階に集約し、LDKと繋がって、家事動線が本当にスムーズ。ハウスメーカーさんでは「2階の浴室は予算が上がりますよ」とやんわり断られたけど、es ARCHITECTさんのおかげで叶えられました。あと、2階のトイレを広くしたこともこだわり。家中のどこにいても、居心地のよさを感じます。かっこよさと居心地のよさ、どちらも妥協しない家が理想だったんです。

Q8/家づくりの感想をお願いします

もしかすると、家の完成を一番喜んでくれているのは母かもしれません（笑）。実家をハウスメーカーさんに依頼して建て替えたのが5年前。家づくりの記憶が新しいからか「こんなこともできるの？」とか、「私もこうしたかったけど断られて・・・」って、よく言っています。最初からes ARCHITECTさんに行けばよかったけど、あの回り道があったからこそ、この家ができたんだなあと思いますね。