【家事ラク】「要望を叶えることと提案のバランス」間取りで生活が変わるとは...

Q1/家づくりのきっかけを教えてください

持ち家という意味では今回が3つ目の住まい。１つめは分譲マンション、２つめが18年前に新築で購入した建売住宅です。特に大きな不満はなかったけれど、やはり建売の間取りはお仕着せ感があるし、デザインも無難。家としての愛着はそれほどでもなかったですね。具体的に住み替えを考えていた訳ではなかったけれど、住宅展示場を見に行ってみようかなと思ったのがきっかけです。

Q2/住宅展示場での進展はありましたか？

ハウスメーカーさんのモデルハウスは、デザイン的に惹かれるかというと、ちょっと違っていて。どれも大きくて豪華なんですけどね。その場で見積もりを出すメーカーさんがあり、主人がそれ見て「まあ、無理ではないよ」と言ってくれたことが大きなきっかけになりました。下の子が小学生なんですが、転校せずに住み替えられるならアリかも？と。あくまで「いい土地が見つかれば」という前提でしたけど、もしかしたら本当に気に入る家が叶うかもしれないと希望を持ちました。

Q3/依頼先は何社か検討されたのでしょうか？

ハウスメーカーに知人がいて、そこで建ててもよかったんですが、親しいからこそ逆に言いづらいことも出てくるかなと思ったんです。他の会社の実例も知りたくて、SNSをチェックするようになりました。es ARCHITECTさんは比較的早いタイミングで見つけました。やっぱりデザインが目に留まるから。とりあえず、一度訪ねてみようということになりました。

Q4/es ARCHITECTに来ていただいた最初の印象はどのようなものでしたか？

淡路島に家族でキャンプに行って、その帰りに寄ったんです（笑）。その日のうちに「あの会社に頼みたいね」となりました。いくつも会社を回って決めるのが普通なのかもしれませんが、社内の雰囲気やスタッフさんの様子、建てている家のデザイン、どれも私たちの好みにぴったり。「もう、ここで決まりでしょ」という感じでした。

Q5/土地探しはどのように進められましたか？

es ARCHITECTさんにもお願いして、子どもの校区内での土地探しをスタート。エリアがピンポイントすぎるから、きっと難航するだろうと予想していました。ところが偶然、この土地が売りに出されることを知り、早速es ARCHITECTさんに見に来てもらって、契約することができました。物事がスムーズに進む時って、こんな感じなのかもしれませんね。

Q6/家づくりの要望はどのようなものがありましたか？

まず駐車スペースは2台分必要なこと。玄関ドアを開けたら窓の向こうに中庭が見えること。ウォークインクローゼットやシューズクローゼットなど、収納をたっぷり確保すること。今までの家は、収納が少ないから家具が増えて、そのせいで手狭だったんです。あとは、3人の息子たちと夫婦それぞれの個室が５つ必要なこと。トレーニングルームもつくること。あれ・・・？思い返してみると随分盛りだくさんですね！でも、すべて叶っています。

Q7/設計打合せはどのように進んでいきましたか？

３階建てと２階建てで、複数のプランを提案してもらいました。最初に聞いた時は「え！５LDKでトレーニングルームのある間取りが、２階建てで叶うんですか？」と、びっくりしました。その時の２階プランが今の家のベースになっています。

Q8/es ARCHITECTからの提案で、印象に残っていることは何でしょうか？

夫婦用と息子たち用のウォークインクローゼットが隣接しているんですが、２つに分ける提案をもらえたおかげで2倍以上の使い勝手になりました。壁が増える分、棚を多く作れるんです。こういう細やかな提案の意味を、住みながら実感しますね。動線のよさも毎日感じています。洗濯して仕舞うまでの動線が最短で、どれほどラクになったか！間取り次第で生活ってここまで変わるんですね。

Q9/新居での暮らしの変化はありますか？

以前の住まいでは、仕事から帰った主人がリビングで寝落ちするのが日常でしたが、今は書斎を兼ねた自室があるので、そんなこともなくなりました。なのに！「この家でも寝落ちしてみたい」と言い出して（笑）。ある夜、リビングで大の字で寝てましたが、床暖房のほどよい暖かさでとても快適だったみたいです。家族全員、自分の個室があるけど、気が付けばみんなLDKにいますね。

Q10/家づくりの感想をお聞かせください

es ARCHITECTさんは要望を叶えることと提案のバランスがいい。自社のオススメばかり言われても困るし、１から10までこちらで決めなければいけないのもしんどい。よく言うじゃないですか、「注文住宅は決めることが多すぎて、最後は疲れてしまう」なんて。うちはそんなことは全くなかったです。こちらの要望を叶えることが土台としてあって、そこから鮮やかにプラスαの提案を決めてくれる感じ。私たちのことをよく理解してくれているから提案にハズレがないんです。何パターンか作ってくれて、そのどれも甲乙つけがたいくらい魅力がある。それぞれのメリットデメリットを聞いて、どちらかを選ぶ。迷うたびに納得いくまで検討させてもらえたから「もっとこうしておけば」というのはまったくないです。最後まで家づくりを楽しめました！