【半平屋】ファーストプランを見た時に気に入って「このまま実現したい」と...

Q1/家づくりのきっかけを教えてください

母が足を悪くした際、妻が「一緒に住んだ方がいいんじゃない？」と言ってくれて。築30年の家は冬の寒さや夏の暑さが厳しく、なんとか快適にできないかという思いがありました。いずれにせよ、なんらかのリフォームは必要になる時期でしたし、家づくりのことを調べるほど、最近の住宅性能の高さに興味を持ちました。まずは住んでいた家が売れないと話が進まないから、売りに出してみるところからのスタートでしたね。

Q2/すぐに買い手は見つかりましたか？

いえ、全然（笑）。妻も母も「もう売れないんじゃないの？」なんて。新築に意欲的なのは僕だけだったんです。前の家もよかったけど、断熱や耐震性が気になっていたし、庭は広くても車を置くスペースが手狭で、なんとか新居を叶えたかった。売りに出して2年後に売却が決まり、1か月半以内で引き渡すことに。大急ぎで仮住まいを探して、家にあったものを大量に処分して、土地探しと建築会社に奔走。結局、1年くらい仮住まいをしましたね。

Q3/es ARCHITECTはどのように知っていただいたのでしょうか

インスタで知りました。家が売れるまでの2年ほど、かなり情報収集し、土地も自分で探しました。いくつかの建築会社とコンタクトを取り、実は当初、別のところで検討していたんです。それが、コロナ禍・ウッドショックと続いて建材の価格が一気に高騰し、予算があわなくなって、一から仕切り直し。気になっていたes ARCHITECTさんにも行ってみることにしました。

Q4/es ARCHITECTからの提案で印象に残っているのはどんなところですか

京橋の事務所に行って、その後、ファーストプランを送ってくれました。細部までしっかり仕上げてくれていて、もう最初から印象的でしたね。他の会社だと、営業マンがその場で簡単に描いたような適当なプランが送られてくることもあるんです。そういうものだと思っていたから、設計士さんが描いてくれた渾身の間取りは本当に感動しました。その時に見たプランがこの家のベースになっています。

Q5/お住まいへの要望はどのようなものがありましたか？

車がゆったり置けるよう、敷地の広さは絶対条件。家をコンパクトにして前庭を広く取りました。平屋にしてもよかったけど、敷地と建物の配分を考えて半平屋に。母の部屋を一番陽当たりのいいところにもってくることと、夫婦それぞれの個室があることが要望でした。インテリアは木目をベースに黒とグレーでまとめて、リビング一角に家族共有の造作カウンターデスクも叶えてもらいました。

Q6/家づくりでこだわったのはどこでしょうか？

キッチンはグラフテクトのものを採用すると最初から決めていました。es ARCHITECTさんは予算が分かりやすいことと、ちゃんと差額を出してくれるところが本当にいいと思います。例えば200万円のキッチンを選んだ場合、「標準仕様との差額は諸経費込で100万円になります」みたいな。他の会社で話をしていた時は、そのまま200万円が上乗せされた見積りで。「あれ？もとのキッチンは？使わなかったら、その分、浮くんじゃないの？」って思いますよね。あと、キッチンの位置をどうするかも悩みました。位置を変更するたび、耐力壁の位置など、すべて計算し直しになるから大変なんです。それでも、いつも快く受け入れてくれた。悩んでよかったなと思える家づくりになりました。

Q7/外観デザインはどんな要望がありましたか？

ファーストプランを見た時にあまりにも気に入って「このまま実現したい」と思ったんです。ここまで思えるって、ある意味すごいですよね。間取りを検討する時も、外観デザインが変わらないかを確認しながら進めてもらいました。白いキューブ型と片流れ屋根のフォルムが重なり合うデザインで、すごく気に入っています。外に出て家を見ながら過ごせるから、洗車やメンテナンスもさらに楽しくなりましたよ。

Q8/新居を叶えてよかった！と思うのはどんな時でしょうか？

最近は広いLDKとコンパクトな個室が主流のようですが、うちはその逆。それぞれの個室をしっかり確保した上で、リビングを計画する順番で考えました。1階はLDKと水回り、母の部屋、僕の部屋を配置。2階は妻の部屋とひと続きのウォークインクローゼット、トイレがあって、ほぼ彼女のフロアです。犬は1階の僕の部屋で寝ていて、猫は2階。それぞれ「自分だけの空間」を持ち、自分の時間を大切にできるところが気に入っています。大人3人の趣味やライフスタイルにあわせた家づくりは、注文住宅ならではですね。

Q9/家づくりの感想をお聞かせください！

es ARCHITECTさんは、やりとりする中でモヤモヤすることが一回もなかった。SNSで連絡することが多かったけど、その日のうちに返信をくれるんです。一度、僕が失敗して、休みの日に送ってしまった時も「明日、ご連絡しますね」と。その時は本当に恐縮しました。あちゃー！って（笑）。それくらい、親身でマメに向き合ってくれる会社でした。家って高額な買い物だし、お客側の思い入れも強く、打合せも長い。そんな濃い長丁場で、一度も不満に思うことがなかったのは本当にすごいことだと思うんです。